【協力事業】髙橋親夫写真展「復興大地」
仙台市高砂出身で、震災前から地域の風景を撮り続けてきた写真家 髙橋親夫さんの写真展を開催いたします。
3階では震災後に撮影した「復興大地」、1階では同時開催として震災前の貞山運河を撮影した写真展を開催します。
11/21には髙橋さんと貞山運河を歩くツアーも開催します。ぜひご参加ください。
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■髙橋親夫写真展「復興大地」
2021年11年3日(水・祝)~11月28日(日)
10:00 – 17:00
会場 せんだい3.11メモリアル交流館 3F展望ギャラリー
入場無料
月曜休館(ただし、11/4[木]・24[水]は祝日翌日のため休館)
『復興大地』は、髙橋親夫さんが、京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)通信教育部写真コース2014年度卒業作品として制作した、南蒲生から藤塚までの仙台市東部沿岸地域の大地の写真25点の作品です。(2013年3月~2014年12月撮影)
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私は考える。
震災の復旧・復興は真新しい直線を生み出す作業ではないのか。
そして人間の活動そのものが直線を作り出す行為であり、
私たちはそれとともに生きるということではないのかと。
人間の手に取り戻された大地は、
やがて時間とともに普通の田園風景へと戻っていく。
●制作 髙橋親夫_たかはしちかお
1947年、仙台市宮城野区高砂に生まれる。1974年、1級建築士取得。1984年より地域の風景の記録写真を撮り始める。2015年、京都造形芸術大学通信教育部写真コース卒業。2015年末から、福島県浪江町、双葉町へ通い写真を撮り続けている。写真集『あの日につづく時間―2011.3.11』
■同時開催
「貞山運河記録写真展vol.1 」
荒浜から藤塚まで〈2001年5月撮影〉
せんだい3.11メモリアル交流館 1Fエントランス
〈貞山運河記録撮影の経緯〉
私は1984(昭和59)年から2004(平成16)年まで、都市化する前の高砂地区の記録撮影をしていました。2001年蒲生の撮影をした際に、子どもの頃の記憶にあった貞山運河が、仙台港築港の際に埋められてしまったことを改めて考えてしまいました。そして他の現存する貞山運河も、いつか蒲生の運河のように都市化によって消えてしまうのではと思い始めました。
その年はちょうど21世紀の初めの年(2001年)、その記念として阿武隈川から北上川までの全運河を歩き記録しようと決意。南蒲生から南進し、阿武隈川まで、その後大代から北上川まで13日間をかけて、徒歩往復の記録撮影をしました。
今回の展示写真はその時の荒浜から藤塚までを撮影したものです。その後2011年と2021年に再び全運河を徒歩で撮影しています。
■関連企画
「貞山運河を一緒に歩く」
2021年11月21日(日) 9:50 – 13:15
集合 せんだい3.11メモリアル交流館 市営バスで荒浜まで移動します(バス代実費がかかります)
要事前予約→電話かメールでご連絡ください(募集/若干名)
せんだい3.11メモリアル交流館
[TEL]022-390-9022
[Eメール]office@sendai311-memorial.jp
2021年11月の荒浜から藤塚方面の貞山堀沿いを、親夫さんと一緒に歩きます。
親夫さんのお話を聞いてみたいという人、記録すること・写真に興味のある人、沿岸部を訪れてみたかったという人、
いずれかの理由で希望される方は交流館までお問合せください。カメラをお持ちの方はどうぞご持参ください。
【企画協力】せんだい3.11メモリアル交流館 仙台市若林区荒井字沓形85-4
(地下鉄東西線荒井駅舎内) [TEL]022-390-9022