常設展示-未来へ 世界へ つなぐきっかけとして

ここは完結した震災の記録と記憶をただ一方向に伝えるための展示空間ではありません。


過去・現在・未来という時間軸にそって、地域の歴史や震災復興に関わる事実の記録と、ひとりひとりの私的な記憶とが交錯する壁面。東日本大震災の実像を伝える映像。記憶や思い出をのこし共有するための仕掛けを備えた階段や廊下。被災の痕跡が素材に刻まれたテーブルや床。散りばめられた様々なモノを手掛かりに、ともに考え対話するための現場です。

震災と復興の記憶(2階展示室壁面)

東日本大震災により被災した土地が、かつてどのような場所であったのか、どんな被害を受けたのか、そしてどのように復興を進めているのかを、時間に沿って紹介しています。

仙台沿岸イラストマップ(2階廊下)

仙台市在住のイラストレーター・佐藤ジュンコ氏によるイラストマップには、仙台市東部沿岸地域を中心としたさまざまな土地の思い出や魅力が描かれています。

わたしたちの3.11(階段踊り場)

あなたにとっての3.11を共有する空間です。短冊にあの日のことを自由に書き記し、好きな場所に設置してください。裏面には願い事を綴っていただき、仙台七夕まつりの時期(8月6-8日)に合わせて、館内に七夕飾りとして設置する予定です。