企画展関連企画[野外公演]『100年先へ!伝え継ぐ、郷土の芸能』
震災後に惜しまれながら閉校した東六郷小学校の「くろしお太鼓」(若林区)と中野小学校の「中野小太鼓」(宮城野区)、仙台で長らく伝わっている「川前鹿踊」(青葉区)、普代中学生が軽やかに舞う「中野流鵜鳥七頭舞(なかのりゅううのとりななづまい)」(岩手県普代村)の4団体による野外公演。
若者たちのパフォーマンスにご注目!
■日時 2024年11月30日(土) 10:00~12:30
■会場 アクアイグニス仙台(仙台市若林区藤塚字松の西33-3)
■入場無料
■当日スケジュール
10:00 オープニング
10:15 くろしお太鼓(約10分)
10:30 中野小太鼓(約10分)
11:00 川前鹿踊(約30分)
11:45 中野流鵜鳥七頭舞(約30分)
12:15 エンディング
12:30 終了
● 状況により変更になる場合もあります
● 途中からの観覧も可能です
●( )内の上演時間には、団体紹介や演目紹介も含まれます
● 上演の間には、転換等も含まれます
■荒天が予想される場合は中止します
前日18:00までにせんだい3.11メモリアル交流館HPに
開催の有無をお知らせします。
[チラシPDF]
【出演団体】
■くろしお太鼓 [六郷くろしお太鼓応援隊]
子どもから大人まで一体となって
ズンズンとお腹に響く太鼓の音
60年の歴史を刻んで、平成29年3月31日に閉校した仙台市立東六郷小学校。くろしお太鼓は、平成7 年より東六郷小学校で取り組まれ、現在は仙台市立六郷小学校に引き継がれている。「くろしお太鼓応援隊」がその活動を支え、地域のイベントには欠かせないものとなっている。
協力:六郷くろしお太鼓応援隊/仙台市立六郷小学校/仙台市六郷市民センター
■中野小太鼓[仙台市立高砂中学校在校生]
迫りくるリズムで
次々と打ち手が入れ替わる
28年3月31日に閉校した仙台市立中野小学校で、平成元年より取り組んだといわれる中野小太鼓。平成23年9月、運動会での勇壮な音色は、中野地区復興の象徴ともなった。現在は仙台市立高砂中学校に引き継がれ、毎年、中野小跡地「なかの伝承の丘」で、「日本一低い山・日和山」山開きのオープニングを飾る。
協力:仙台市立高砂中学校/なかの伝承の丘保存会/中野ふるさとYAMA学校/仙台市高砂市民センター
■川前鹿踊 (県指定無形民俗文化財)[川前の鹿踊・剣舞保存会]
勢いよく鹿頭を振り
飛び跳ねる力強さと軽やかさ
伝承地である青葉区の川前地区は、広瀬川の上流。
川前の鹿踊・剣舞は、5代藩主伊達吉村が領内の民俗芸能を一堂に集めて鑑賞した際、鹿踊・剣舞ともその優美さを讃えられ、特に九くようもん曜紋と絹幕の着用を許されたとも伝えられる。踊り手は、小学生7名、中学生6名、力強い舞を今に伝える。
協力:川前の鹿踊・剣舞保存会/仙台市歴史民俗資料館
■中野流鵜鳥七頭舞[普代村立普代中学校 七頭舞同好会]
跳ぶように舞う踊り手たち
手に持つのは七種の道具
岩手県下閉伊郡普代村の中野流鵜鳥七頭舞は、普代中学校の生徒が受け継ぐ伝承芸能。もともと普代村内にある鵜鳥神社に伝わる「鵜鳥神楽」を基本にして、岩泉町小本の中野地区に伝わる神楽を取り入れ、独自に創作した神楽。現在同好会のメンバーは7 名。華やかで躍動感ある舞は、各地で観客を魅了する。
協力:普代村立普代中学校/普代村
主催:せんだい3.11メモリアル交流館
協力:アクアイグニス仙台/笠原信男/八巻寿文
広報協力:仙台げいのうの学校
チラシデザイン:桑原大輝[JIG]