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企画展『生活の、あとと、先 ~「ごみ」と災害~』
災害時に欠かせない仕事の一つ、「廃棄物処理」。
思いがけず「ごみ」となった無数の人びとの暮らしの跡は、
どこへ行くのだろう?
■展示期間
2025年3月1日(土)~7月31日(木)
■展示場所
せんだい3.11メモリアル交流館 2F展示室
■開館時間
10:00~17:00
■休館日
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)
■入館無料
[チラシPDF]
わたしたちの暮らしは、たくさんの「もの」と共にある。
共に暮らした「もの」たちは、未来のいつか「ごみ」になる。
誰かの家からやってきた「ごみ」。それは昨日まで誰かが使っていた「もの」。
人の暮らしのカタマリ。でも、忘れられたカタマリ。
途方もない「生活の跡(あと)」と、向き合った人たちの物語。
「ごみ」とは何か
大規模災害で廃棄物となるものには、大切に使われていたもの、思い出の詰まったもの、生活に欠かせなかったものが多く含まれ、それらをごみやがれきと呼ばれることに深い悲しみを感じる当事者の方が少なくありません。
人々の「生活の跡」が次の場所へと運ばれていくことには、大きな痛みを伴います。
しかし、廃棄物処理の現場を紐解くと、そこには「ごみ」や「廃棄物」といった言葉のイメージを超えた眼差しがありました。災害で「ごみ」となった「もの」はどこへ行くのか。東日本大震災後の記録や、現場を担当した人の言葉から、ごみと災害について考えます。
【関連企画】
■ワケルくんバスで行く、おとなの工場見学会
日時/2025年5月30日[金]9:30ー12:00
定員/20名程度[申込先着順]
参加費/無料
申し込み/5月6日[火]10:00より、メールまたは電話で
もっと知りたい!わたしたちの「ごみ」のこと。
プラスチックごみはどうやって次に生かされるの? 環境局のワケルくんバスで、プラスチック資源を選別・圧縮梱包する工場「J&T環境株式会社」(宮城野区)を見学。座学もあります!
■市バスに乗って「深沼ビーチクリーン」を体験!
日時/2025年6月8日[日]9:30ー13:00
定員/10名程度[申込先着順]
参加費/無料[別途バス代往復480円]
申し込み/5月6日[火]10:00より、メールまたは電話で
※フカヌマビーチクリーンFacebook
https://www.facebook.com/fukanumabeach/
毎月第2日曜日に開催の荒浜地区海岸清掃「深沼ビーチクリーン」。
交流館で仙台の海辺の立体地図を見てから市営バスへ。道中を交流館スタッフが案内します。
希望者は、現地解散もOKです!
■はじめてのコンポスト講座
日時/2025年6月1日[日]10:00ー12:00
定員/15名程度[申込先着順]
講師/tsugiコンポスト部(LFCコンポストアドバイザー)
参加費/500円[種まきをしたプランターお持ち帰り]
申し込み/5月6日[火]10:00より、メールまたは電話で
生ごみが美味しい野菜やハーブを育てる堆肥に変身!
ベランダなどでも使用できるバッグ型のコンポスト・LFCコンポストを使った講座です。循環を体験できる種まきワークショップ付き。
コンポストを知って、捨てない暮らしの第一歩を!
■ワケルくんバスで行く、子どもの施設見学会
日時/2025年7月29日[火]9:30 ー12:00
定員/30名程度[6才以上の子ども+同行の大人]
参加費/無料
申し込み/7月8日[火]10:00より、メールまたは電話で
仙台市の約7割の下水を処理する東北最大の下水処理場・南蒲生浄化センターで
は、汚れを沈ませる処理や微生物分解などの処理を経て、きれいになった下水を海
に放流しています。
さあ、放流口も見に行こう!夏休みの自由研究はこれで決まり!
主催/せんだい3.11メモリアル交流館
企画協力/仙台市環境局
■内容構成・映像ディレクション/谷津 智里(Bottoms)
■空間構成/大沢 佐智子
■パネルデザイン/桑原 大輝[JIG]
■ヴィジュアルデザイン/伊藤 典博、安保 満香
■映像/佐藤 太一
■制作アドバイス/八巻 寿文
■製作/FACTORY-K