2011年3月11日。大きな痛みとともに、
数々の大切なことを私たちの中に呼び覚ますことになった
あの日を起点にして、過去を見つめ直し、今までを振り返りながら、
これからをともに考え、語り合い、自由に表現する。
せんだい3.11メモリアル交流館は、
記憶と経験を媒介に、コミュニケーションを通じて知恵と教訓を紡ぎ出し、未来へ、世界へとつないでいく拠点となります。

せんだい3.11メモリアル交流館とは?

東日本大震災を知り学ぶための場であるとともに、津波により大きな被害を受けた仙台市東部沿岸地域への玄関口でもあります。
交流スペースや展示室、スタジオといった機能を通じて、みんなで、震災や地域の記憶を語り継いでいくための場所です。
せんだい3.11メモリアル交流館施設案内パンフレット

シンボルマーク

解釈の多様性、歴史性、独自性をもった形として、 石にかたどられた象形文字をデザインモチーフにしています。 象形文字は物事の形をかたどって描かれた文字からなる体系で、人々の営みなどを意味を持った形にし、意思伝達の手段としていました。
「せんだい3.11メモリアル交流館」は、東日本大震災の記憶と経験を未来へ世界へつなぐことを目的としています。 その記憶と経験を書き記し、その解釈をこの先の未来に託していくという意味で象形文字のモチーフを選択しました。
ロゴは「せんだい3.11メモリアル交流館」の欧文の最初の文字「S,3,1,1,M,C,C」を図案化すると同時に、様々な解釈が可能なデザインにしています。