手でつくるラボ「輪通しづくり講座」
手作りの飾りで新年を迎える準備をしませんか?基本となる縄なえから教えていただきます。
*当日の様子はこちらのレポートをご覧ください。
●日時:12月16日(土) 10~12時
●会場:せんだい3.11メモリアル交流館 1階交流スペース
*参加費:100円
*定員:20名(要申込、12/6より受付)
参加ご希望の方は、下記電話またはメールまで①お名前と②お電話番号をお知らせください。
〈お申込・お問合せ〉
せんだい3.11メモリアル交流館(〒984-0032 仙台市若林区荒井字沓形85-4)
電話:022-390-9022/メール:office@sendai311-memorial.jp
【「手でつくるラボ」とは?】
せんだい3.11メモリアル交流館がある仙台東部沿岸地域には、「身近な地域資源に自ら手を加えながら暮らしを立てる」という暮らし方が根付いています。農業を中心とした生業の存在や居久根が果たしてきた役割を踏まえると、この地域における手仕事は暮らしの中に息づいてきたものであり、この地ならではの生活文化であると捉えることができます。生活文化であるがゆえに、技が過度に技巧に傾くことなく、素材に合った活用の仕方で一定の質を保った道具が生まれてきました。
「手でつくるラボ」は、こうした仙台東部沿岸地域で続けられてきた手仕事について考え、実践していくプログラムです。
今回は、田園風景が広がる仙台東部沿岸地域において広く活用されてきた「稲わら」に注目します。稲わらは、かつては「捨てるところがない」と言われたほど、さまざまな道具の材料となってきました。そのため、いつでも使えるよう、稲刈りが終わった後に稲わらは「わらにお」として家屋の近くに積まれ、集落の中に独特の景観をつくり出していました。今回道具の作り方を教えてくださるのは、素材の使い方について詳しい仙台東部沿岸地域の住民の方々です。暮らしの中で培われてきた鮮やかな手わざを、ぜひ間近でご覧ください。