街からの伝言板―紡がれたことばたち―

東日本大震災発生当時に役立ったたくさんの知恵や工夫。仙台市震災メモリアル・市民協働プロジェクト「伝える学校」(*)のプログラムの一環として始まった「街からの伝言板」では、学生や市民が参加し、2年をかけて仙台の中心市街地でヒアリングを行ってきました。組織の一員として働いた人、自分のお店を守った人、地域のために動いた人。あの時、さまざまな立場の人が街にはいました。
本展では、ヒアリングをとおして皆さんから預かった伝言をカルタにしてご紹介するとともに、鳥瞰図絵師である中田匠氏が手描きの線画で表現した仙台市街地の鳥瞰図を展示しながら、たくさんの機能が集まった都市における災害時の姿を振り返ります。
大震災から丸6年を迎えようとしている今、「大都市・仙台」が直面した当時の状況を改めて見つめ直す展覧会です。この機会にぜひご来場ください。
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◎鳥瞰図制作:中田匠
岩手県盛岡市出身。日本に数人しかいない鳥瞰図絵師の一人。各地の鳥瞰図をコレクションする傍ら、「無いものは描いてしまえ」をモットーに地方都市の鳥瞰図を描き続けている。
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◎カルタイラスト制作:Kenichi Waga
宮城県仙台市出身。1996年から音楽のアルバム制作を行っており、チラシ等のイラストも手掛ける。
http://kenichiwaga.com
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*伝える学校:
「震災メモリアル・市民協働プロジェクト」として、仙台市と伝えるためのノウハウを持った市民活動団体等が協働し、震災の記憶と経験を市民一人ひとりが伝える視点をもって後世に継承していくための場づくりに取り組んでいるもの。「街からの伝言板」は平成26~27年度の「伝える学校」のプログラムの一つとして実施。
http://311memorial.org/index.html
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(街からの伝言板)広報チラ(おもて)
街からの伝言板_広報チラシ(うら)