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企画展『生活の、あとと、先 ~「ごみ」と災害~』
災害時に欠かせない仕事の一つ、「廃棄物処理」。
思いがけず「ごみ」となった無数の人びとの暮らしの跡は、
どこへ行くのだろう?
■展示期間
2025年3月1日(土)~7月31日(木)
■展示場所
せんだい3.11メモリアル交流館 2F展示室
■開館時間
10:00~17:00
■休館日
毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土・日曜日、祝日を除く)
■入館無料
[チラシPDF]
わたしたちの暮らしは、たくさんの「もの」と共にある。
共に暮らした「もの」たちは、未来のいつか「ごみ」になる。
誰かの家からやってきた「ごみ」。それは昨日まで誰かが使っていた「もの」。
人の暮らしのカタマリ。でも、忘れられたカタマリ。
途方もない「生活の跡(あと)」と、向き合った人たちの物語。
「ごみ」とは何か
大規模災害で廃棄物となるものには、大切に使われていたもの、思い出の詰まったもの、生活に欠かせなかったものが多く含まれ、それらをごみやがれきと呼ばれることに深い悲しみを感じる当事者の方が少なくありません。
人々の「生活の跡」が次の場所へと運ばれていくことには、大きな痛みを伴います。
しかし、廃棄物処理の現場を紐解くと、そこには「ごみ」や「廃棄物」といった言葉のイメージを超えた眼差しがありました。災害で「ごみ」となった「もの」はどこへ行くのか。東日本大震災後の記録や、現場を担当した人の言葉から、ごみと災害について考えます。
主催/せんだい3.11メモリアル交流館
企画協力/仙台市環境局
■内容構成・映像ディレクション/谷津 智里(Bottoms)
■空間構成/大沢 佐智子
■パネルデザイン/桑原 大輝[JIG]
■ヴィジュアルデザイン/伊藤 典博、安保 満香
■映像/佐藤 太一
■制作アドバイス/八巻 寿文
■製作/FACTORY-K